成田キャンパス
理学療法学科

理学療法学科

DEPARTMENT OF PHYSICAL THERAPY

理学療法学科

先進的な臨床教育 ACE-NRT
(Advanced Clinical Education of IUHW NARITA)

国際医療福祉大学成田保健医療学部理学療法学科は、先進的な臨床教育ACE-NRT(Advanced Clinical Education of IUHW NARITA)を展開し、社会から選ばれ続ける理学療法士を養成・輩出しています。

先進的な臨床教育の目指すビジョン

  1. 学内の講義・演習科目と臨地で行う臨床実習を連続的かつ相互的にカリキュラム構成することにより学修成果を高めています
  2. 学科と臨床実習施設との間で密に実習生の情報共有を行い、学科と臨床実習施設が一体となって診療参加型臨床実習を行います
  3. 臨床実習だけでなく学内の臨床系演習科目をIUHW附属病院リハビリテーション室にて開講しています
  4. 医学部、看護学部、保健医療学部が一体となり7職種による真の多職種連携教育を実践しています

1.講義・臨床技能演習・臨床実習の連続的、相互的なカリキュラム構成

臨床において大切な、「知識」「技術」「態度」を、連続的かつ相互的なカリキュラム構成の中で段階的に向上していきます。
症例検討を中心としたPBL(problem based learning:問題基盤型学修)により、講義科目で学修した「知識」「技術」を演習科目における口頭試問や実技試験にて確認します。
そしてその実技試験をさらに発展させた、OSCE(objective structured clinical examination:客観的臨床能力試験)を検査実習、評価実習、総合臨床実習、すべての臨床実習の前後評価として実施し、臨床実習の学修成果を確認します。

2.学科・臨床実習施設間の情報共有と診療参加型臨床実習

(1)診療参加型実習による学生指導


1名の臨床実習指導者から2名の学生が一緒に指導を受けます。
1名で臨むよりも学生同士が互いに支援しながら協働学習が促進されます。

  • 2年次検査実習、3年次評価実習、4年次総合臨床実習すべての科目において診療参加型臨床実習を展開しています。
  • 臨床実習では、学生はペアで実習へ参加し臨床実習中の協働学修を促進しています。
  • 学科教員が積極的に臨床活動を行い、その中で臨床実習中の実習生を指導しています。

(2)臨床実習施設、指導者との密な連携

  • 診療参加型臨床実習の核となる技術項目チェックリストを臨床実習施設の理学療法士とともに作成しています。
  • 臨床実習施設は、千葉県近隣都県の医療機関、介護施設であり、大学・居住地から90分以内で通学可能です。
  • 学科教員と臨床実習施設・指導者が密に連携し近距離で学生支援を行える体制を整えています。

(3)客観的臨床能力試験(OSCE オスキー)


大学で実施したOSCEの状況(動画)
を実習前に臨床実習指導者と共有し、
臨床実習開始後の指導に役立てて
います。

  • 2年生の検査実習、3年生の評価実習、4年生の総合臨床実習の各実習の前後評価としてOSCEを実施しています。
  • OSCEの様子は必ず録画をし、教員・学生間で振り返り学修を行うとともに、臨床実習指導者にも動画を共有することで実習生の臨床能力を臨地での指導に役立てています。
  • OSCEは学科教員だけでなく、臨床実習施設の療法士が評価者や模擬患者として参加し、多角的な視点から学生を評価・指導士、臨床能力の向上に努めています。

3.学内の臨床演習科目をIUHW附属病院リハビリテーション室にて開講

  • 臨床教育の中で「知識」を高めるためには、臨床推論を繰り返し行うことが大切です。
  • 臨床演習科目の「PTスキル」では、模擬症例に対する臨床推論を経年的に数多く経験します。
  • そして、3年次の「PTスキル4」は、IUHW附属病院内で開講し、リハビリテーション室にて理学療法を行っている実際の症例を見学しながら、その場で臨床推論を行うことにより高い学修成果が得られています。


病院の電子カルテを教員と学生が確認をしながら臨床推論を進めています。


臨床推論を行った症例の理学療法場面を見学します。理学療法士とともに教員から症例のポイントを説明します。

4.真の多職種連携教育を実践

医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床検査技師、診療放射線技師の7職種を養成するIUHW成田キャンパスだからこそ、真の多職種・関連職連携教育を実践できます。
7学科の学生がチームを組み、3年次は関連職種連携ワークとして学内で演習を行い、4年次は関連職種連携実習としてIUHW附属病院にて職種連携に特化した臨床実習を行います。

臨床実習施設 募集

国際医療福祉大学成田保健医療学部理学療法学科では、当学科の臨床実習プログラムを通して、一緒に実習生の指導にあたっていただける臨床実習施設を募集します。

①臨床実習受け入れ施設の募集について

上記にお示ししたような当学科の臨床教育に興味を持っていただき、当学科の臨床実習プログラムを通して一緒に学生指導にあたっていただける臨床実習施設を募集します。
以下の応募フォームより施設情報をご登録ください。
臨床実習担当教員よりご連絡いたします。
臨床実習施設には②にお示しする利点もございますので併せて確認ください。

②臨床実習施設となる利点

  1. 毎年度、臨床実習施設に対して就職説明会のご案内をお送りしています。
    当学科の学生は、臨床実習施設に就職する割合が高くなっています。

    参考:2023年度就職状況(2023年12月15日時点)

    • 臨床実習施設   79%
    • 臨床実習施設以外 21%
  2. 臨床実習指導者連絡会議において、臨床教育に関する情報交換の機会を設けています。
    この情報交換は、学科と臨床実習施設だけでなく、臨床実習施設どうしでの情報交換の機会にもなっています。
  3. ご要望に応じて、学科教員の専門領域に関する勉強会等を無償でお受けいたします。